きれいな音で弾くコツ1
ピアノって管楽器と違って鍵盤を押せば簡単に音は出せますよね。
それだけだと綺麗な音って出せないんです。
今回は特にレガートを綺麗に弾く方法をお話します。
ピアノのレガート奏法とは音を滑らかにつなげて弾く事です。
美しくきれいに弾くためにはマスターしたいテクニックですね。
レガートを弾く時に先ず気を付ける点は音と音の間が途切れないように弾く事ですが、なかなかそれだけではレガートに聞こえません。
前の音と次の音の響きを指を使ってほんの少しだけ重ねてみましょう。
指を上から打鍵するのではなく、横へ横へと響きをつないでいきます。
この時注意しなければならないのは響きを重ねようとして指を上げるタイミングが遅れると音が濁ってしまいます。
そして一番大切なのはしっかり自分の耳で確認する事です。
そのためにもスローモーション練習(ゆっくりゆっくり1つ1つ丁寧に確認しながら弾く)を取り入れてみましょう。
音の粒を揃えることも大切です。
手首を振りすぎてませんか?手首を振りすぎてしまったりどこか1つだけ強かったり指先が立ちすぎたりリズムが崩れていたりしてもレガートには聞こえません。
体に余計な力を加えず歌うように抑揚をつけて弾く事も大切ですよ。