家族の笑顔が練習の力になる
ピアノは他の習い事と違って必ずお家での練習が必要です。
幼児期の簡単な楽譜であれば、練習しなくても弾けますが、ある程度レベルが進むと
必ず練習しなければ弾けるようにはなりません。
弾けても次の週には忘れてます。
そうなるとなかなか次へ進むことも出来ません。
ただ、お子さんの場合はお家で1人で練習できる子は少ないです。
お家の方の見守りがあると練習しやすいです。
決してやってはいけない事は、お母さんお父さんが先生にならない事なんです。
そこで私の母が行っていたことをご紹介します。
私の母は、音符も読めませんしピアノも弾けません。
私がピアノを弾き始めると、「今、何弾いてるの?」「ここ良い部分だね」
「お母さんはこの曲好きだな・・・」「あれ弾いてよ」など言ってました。
ピアノの横に座るのではなく、すぐそばで洗濯物を畳みながら聞いているだけ。
否定するわけでもなく、口出しするわけでもなく、ただひたすら聞くこんな感じでした。
そして車に乗ると、童謡の音楽をかけて、歌ってました。
市内でクラシックコンサートがあれば私を連れて行く事もしてました。
学年が上になると多少うっとうしくはなりましたが・・・
おかげでピアノ嫌いにならず、お家でいつの間にか練習する習慣が付きました。
ピアノの隣に座ってなくてもいいんです。
近くで見守りしてあげることで、練習に習慣が出来るようになりますよ。
お家での練習が習慣化することで、家族全員が1つの目標に向かって協力し、練習を支えることができます。
家族の絆が深まりますよ。そしてより一層のモチベーションが生まれます。
親子で時間を決めて練習するのもおすすめです。
夕食後の15分間等わずかな時間でいいんです。
続ける事で習慣化しますよ。