毎日練習させるコツ
子供が習い始めた時は一生懸命練習していたのに最近全然練習しなくなってきて・・・
ついつい叱ってしまう事ってありませんか?
自分からピアノに向かって毎日練習してくれるようになったら嬉しいですし、安心ですよね。
コツをお教え致します。
先ずは練習する気持ちにさせましょう。
ピアノの周りはすっきりと片付けておくのもおすすめです。
「あの曲上手に弾いてたねお母さん〇〇ちゃんのあの曲すきだな~聴きたいな~」
と声がけしてみたらいかがでしょうか?
大好きなお母さんに褒められると子供も気持ちよく弾いてくれる場合もあります。
たっぷり褒めてあげましょう。
褒められて嫌な気持ちにはなりませんよね。その流れで「こっちの曲も弾いて~」と持っていけたらいいですね。
低学年まではお父さんお母さんの影響はかなりあります。
兄弟で習っている場合「どっちが先に練習するのかな・・・・」というと競ってピアノを弾き始めたなんて事もよくあります。
お父さんの存在もかなり大きく「お父さんからどうやって弾くの?パパにも教えてよ〇〇ちゃんてすごいな~」なんて言われたら子供も嬉しくなりますよ。
お母さんやお父さんが弾ける場合「一緒に連弾しようよ~」と言って片手練習をサポートしてあげてもいいですね。
練習量を求めない事です。「今日は30分がんばりなさい」と言っても子供は時間ばかり気になるだけで指は動いているけど頭の中は他の事が入って来ます。
焦らず今日はここ!明日はここ!と小節ごと1フレーズごとなど区切って少しずつを積み重ねていくといいと思います。
その方が気持ち的にも楽になるはずですよ。
今日出来るようにすると決めた所が弾けるようになると達成感も生まれて来ます。
褒める時もなるべく具体的に褒めましょう。
ただ「上手だったね」ではなく「背中がピンとして良かったよ」「楽しそうに弾いていたから
ママまでなんだか楽しくなってきたよ」など
否定する音楽を使うとやる気を損ねてしまいます。
そしてお母さんはアドバイスをしない事!
お母さんがアドバイスをしたとたんに親子喧嘩が始まる事って良くあります。
アドバイスは先生にお任せしましょう。
私の生徒さんで以前こんな親子がいました。
練習させるためにお母さんが工夫したことそれはくじ引きを作って練習させたそうです。
内容は親子で相談してその都度変えたそうです。
それがきっかけで学年が上がると自然と自分から練習するようになったそうです。
BGMの様に毎日ピアノの音が流れたそうです。
またある子は「学校の先生から〇〇ちゃん今度みんなの伴奏してくれないかな?」と言われたことがきっかけになり練習出来るようになった子もいます。